TO･RA･WA･SE ～囚われの偽妃が夢みる初夜～

東欧の、とある古城を改築したホテル。
日本から旅行にやってきた主人公は、
そこで見事に彼女へのプロポーズを成功させる。

ところが。
彼女は仕事の都合で急遽、帰国するハメに……。

一人残された主人公は、奇妙な夢を見る。
女になった自分が、城が隆盛を極めた時代に招かれる夢。
そこで、悪魔を自称する双子の少年少女に、女の快楽を刻み込まれる夢を……。

夢から覚めた主人公は、あろうことか、
自身の肉体が夢と同じ女性へと変化しつつあることを知る。

何とかしようと思うものの、眠りにつく度に夢の世界
――中世の城で、女性としての快楽に溺れさせられる。
そうして目覚めれば、現実の肉体も女性化が進んでいく。

これでは、せっかくプロポーズを受けてもらえたのに、恋人との再会さえも叶わない。
そうやって焦る一方で、女として味わわされる快楽は、
男の時に感じる以上に甘美で抗い難く……。

果たして主人公は、夢から逃れられるのか。男に戻れるのか。
それとも……。