幼なじみお嬢様とＨでヒミツな同棲生活

俺の名前は「峰岸　優真（みねぎし　ゆうま）」。
訳あって昔から付き合いのある宮ノ杜家で
住み込みの使用人として働いている。

「宮ノ杜　春音（みやのもり　はるね）」のことは
小さい頃から好きだったけど、立場の違いもあって想いを告げられずにいた。
でも春音の方から告白してくれて、俺たちは晴れて恋人同士になった。

とはいえ、使用人と由緒ある名家のお嬢様。
普通に考えれば許される恋じゃない。
だから旦那様――春音のお父さんに誠心誠意説明して
交際の許可をもらおうと思っていたのに、その矢先に春音と旦那様が大喧嘩。
しかも春音は荷物をまとめて家出までしてしまうし……。
何とか説得しようとしても、春音は聞く耳持たずで屋敷には帰らないの一点張り。

家事スキルゼロの春音を一人にはできなくて
家出先の近くに住んでサポートしようとしたんだけど
春音から一緒に住もうと提案された。

旦那様に秘密で付き合っているのにさらには同棲なんて……
と思いながらも、屋敷にいたときと違って
人目を気にせずイチャイチャできる誘惑には勝てなくて……。
こうして俺と春音のヒミツの同棲生活が始まった。

二人には早く仲直りして欲しいんだけど……
何かいい方法はないかなぁ？